2012年1月13日金曜日

ガーゼ製品考案中

商品担当の布です。

あけまして少し日が過ぎましたが、おめでとうございます。
とても寒い時期ですね。

私は北陸の出身ですが、京都はとても寒いです。
あまり雪は降らないのに寒さは京都のほうが寒く感じます。

お正月に帰省しましたら、親も似たようなことを言ってました。
京都の寒さは「痛い寒さ」北陸のほうが温かい。

これが京都の「底冷え」というものなのですね。

と、寒い時期に私は何をしているかといいますと、現在春夏の商品を考案しています。

私が担当している夏の商材は浴衣巾着や扇子、夏バッグといった和雑貨中心ですが
今回はガーゼの手拭いにスポットをあてました。実際に店頭に商品が並ぶのは4月頃
からで、少々気が早いですがご紹介させていただきます。

①からくさのガーゼ手拭い

柄のご説明
蔦(つた)の文様のことで蔦花文様(ちょうかもんよう)、蔦蔓文様(つたかずらもんよう)など
とも呼ばれています。もともとは古代エジプトやメソポタミアを起源とし、世界中に広まった
文様です。つるがどこまでも伸びていくという生命力から成長、発展といった意味をもって
います。今後の成長を期待する方のプレゼント用にと思い製作しました。






②鱗文(うろこもん)のガーゼ手拭い

柄のご説明
正三角形か二等辺三角形を一つの単位とし、上下左右に連続して配列した文様です。
昔は三角形を連続した文様は病魔を表すもので、同時にそれを排すると信じられてきました。
現代の鱗がらの説はいろいろありますが、蛇や龍の鱗に似ていること、魚の鱗に似ている
ことで鱗文といわれるようになりました。柄の持つ意味は昔からといっしょで、厄除けや魔除け
です。ご自分用や厄年のかたのプレゼントにと思い製作しました。




③麻の葉(あさのは)のガーゼ手拭い

柄のご説明
もともとは六角形を基本とした柄。六角形の内側を18個の二等辺三角形に分割した幾何学
文様です。現代ではデザインが麻の葉に似ていることからこの呼び名になったといわれています。
麻の葉はすくすくと成長が早いという事と、生命力が強いという事から、赤ちゃんの身のまわりに
よく使われる柄です。いつまでも健康と両親に、元気に育ってほしい赤ちゃんにといったプレゼント
にと思い製作しました。





この他にも春先からいろいろな商品がでてきますので、春夏商材をお楽しみに。

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